シリーズ初の兄弟戦隊!

 こんにちは。4連休いかがお過ごしでしょうか。僕は父と買い物に出かけ、DVDやレコード、CDを大量購入しました。その中で今回はレンタルという形で視聴した「地球戦隊ファイブマン」(1990)DVD第1巻を紹介します。

スーパー戦隊シリーズ第14作目である本作は、シリーズ初の5人兄弟による編成でかつ全員が小学校の先生という設定が話題となりました。

ある時期を境に徐々にシリアスな作風へと変化していった前作「高速戦隊ターボレンジャー」(1989)とは対照的に基本的にはホームドラマを意識した明るい作風でした。ただ、第1話・第2話においては幼い頃に両親と死に別れた過去が描かれていて、少しシリアスに感じてしまうところもありました。でも、それを乗り越えて悪と戦っているんだと兄弟の絆が固い理由がよくわかりました。これなら子どもたちの人気がでること間違いなし!

また、ファイブマンの両親を三ツ木清隆さん(「ウルトラマンタロウ」(1973)以来の特撮ヒーローレギュラー出演!)と石井めぐみさん(「噂の刑事トミーとマツ」(第1シリーズ)(1979)などにレギュラー出演)が演じているなどキャスティングに力を入れていました。ちなみに、第9話のレポーター役で声優・渕崎ゆり子さんが出演されているのには驚きました。(烈兄貴の中の人だ!)

最終的に本作は最高視聴率13.3%を記録し、前作まで低迷していた人気を回復させることに成功しました。が、後番組はメインスタッフの一部を入れ替え、ラブストーリーをメインに添えた異色作「鳥人戦隊ジェットマン」(1991)となったのです…。

いつかファイブマンを全話視聴できるようがんばります!