おはようございます。
先日、御三家として人気を博した西郷輝彦さんが、闘病の末旅立たれました。自身の闘病生活をSNSで公表するなど話題になりました。
そして、またひとり昭和の名優が旅立たれました。川津祐介さんです。
映画監督だった兄の影響で芸能界に入り、松竹ヌーヴェルヴァーグ俳優として注目されました。そして、大映製作のアクションドラマ「ザ・ガードマン」（1965）の小森隊員役でレギュラー出演しお茶の間の人気者に。その後、「スパイキャッチャーJ3」（1965）の主人公・檀 俊介（J3）役をはじめ、「ワイルド7」（1972）（草波役）「Gメン'75」（1975）（南雲警視役※1979年より）などで活躍。また、俳優業のみならずバラエティ番組に出演するなどマルチな才能を発揮。家族との仲睦まじい姿が紹介されるなど温かいムードに包まれていました。
刑事ドラマでの活躍が知れられている川津さんですが、ジャンルを問わず多くの作品に出演しています。特撮・SF系の作品においても映画「昆虫大戦争」（1968）「ゴジラvsメカゴジラ」（1993）「ガメラ2 レギオン襲来」（1996）テレビでは「メガロマン」（1979）にレギュラー出演していました。多くのファンに夢を与えていた存在だったのですね。
川津祐介さんのご冥福をお祈りいたします。
