追悼・大竹 宏

 こんにちは。今日からお盆休みという人も多いことでしょう。私も、公園の散歩の後で図書館にてアニメ関連の書籍やWord関連の参考書を借りてきました。今後の資料作成の参考にしたいと思います。

さて、先日の小林清志さんにつづいて、昭和のテレビアニメ界を支えた人気声優が旅立たれました…。大竹 宏さんです。

パーマン」(1967)のパーマン2号・ブービー役で注目を浴び、2004年公開の劇場版まで演じることになる当たり役になりました。以後、「もーれつア太郎」(1969)(ニャロメ役)「マジンガーZ」(1972)(ボス役)「Dr.スランプ アラレちゃん」(1981)(ニコちゃん大王役)「キテレツ大百科」(1988)(ブタゴリラ役(初代))といったように代表作は数知れず…。

私の記憶の中にある大竹さんは「パーマン」の劇場版もそうですが、強烈なインパクトを残した役がひとつありました。「激走戦隊カーレンジャー」(1996)の悪役レギュラー・総長ガイナモです。本人唯一の特撮レギュラーとなったこの役では、他の悪役レギュラーと同じように楽しく地球(チーキュ)侵略をしているので、コミカルな見た目も含めて当時の子どもたちに絶大な人気を博したといいます。ラストではスーパー戦隊シリーズとしては極めて稀な展開をみせているので、ここからはDVDなどでご確認ください。さらに、小林清志さんも第30話よりVRVマスター役でレギュラー出演しており、カーレンジャーに味方するベテランヒーローという役どころを演じています。

なお、大竹さんと同じく「マジンガーZ」の共演者であり今年亡くなられた松島みのりさん(弓 さやか役(2代目))も「超力戦隊オーレンジャー」(1995)の悪役レギュラー・皇后ヒステリア役で参加されていて、彼女にとっても唯一の特撮レギュラーでした。(衝撃のラストに涙が…。)

大竹さんといえば、フジテレビ系の人気バラエティ番組「ママとあそぼう!ピンポンパン」(1966)の初代マスコットであるカータン役でご存知の方もいるのではないでしょうか。(私は驚きました…。)

コミカルな役どころで長年多くの子どもたちに親しまれた大竹さん。

心よりご冥福をお祈り申し上げます…。