人気キャラクターの原点!

 こんにちは。みなさんは「怪人二十面相」をご存じでしょうか?ミステリー作家である江戸川乱歩さんが手がけた推理小説のキャラクターです。変装の名人で、予告通りに強盗や犯罪を起こして警察などを翻弄させる大怪盗として知られています。昭和から平成にかけて数多く映像化され、後年の作品にも多大な影響を与えています。

今回は、その中から1954年公開の映画「怪人二十面相」3部作と翌年にまたいで公開された続編「青銅の魔人」4部作について紹介します。

実はこの2作品、怪人二十面相が登場する小説の初の映像化であり、すべての原点が詰まっています!ちなみにタイトルこそ「怪人二十面相」とありますが、物語上の主人公は彼のライバルである私立探偵・明智小五郎(若杉英二)となっています。

怪人二十面相」3部作では、明智と二十面相の対決がメインに展開され、原作に近い形で描かれています。一方の「青銅の魔人」4部作では、明智と新たな敵・青銅の魔人の対決がメインに展開され、透明人間が登場するなどSF色が濃くなっています。

今回、DVDを購入して視聴してみました。公開当時は、一般映画の同時上映作品として制作されたので、各作品は30分~1時間未満でした。でも、ストーリーはわかりやすく楽しめました。

今後、「怪人二十面相」関連作品を年代順に観賞していきたいと思います。

では、また会おう!(^^)/