「透明人間現わる」を観て

 こんばんは。
今日は、久々に日本特撮作品を観てみようと思い、大映作品「透明人間現わる」(1949)をDVDで視聴しました。
まず、これが65年も前の作品とは思えない特撮のクオリティに驚きました。円谷英二さんがカメラマンを担当したとあって、これぞまさに戦後特撮の原点だと思います。
次に、神戸を舞台に物語が進行していますが非常にシリアス内容で、特に、透明人間になってしまった男の苦悩が緻密に描かれていて、その最後の悲劇には哀しくなりました。
最後に、冒頭と最後に表示されていた「科学に善悪はありません。ただ、それを使う人の心によって、善ともなり、悪ともなるのです。」というメッセージを残したいと思います。
次回に何を視聴するのかは検討しておきます。
では、また…。