「緯度0大作戦」を観て…

 こんにちは。今日から3連休という人も多いのではないでしょうか。私も、充実した休みを過ごしています。

さて、先ほど「緯度0大作戦」(1969)のDVDを購入したので視聴しました。

この作品は、日米合作によるSF大作として製作され、メインキャストも宝田 明さんをはじめ、ジョセフ・コットン、シーザー・ロメロ、岡田真澄さんなど豪華な面々が揃いました。

善と悪の科学者による攻防戦をスリリングな活劇として描いています。特に私は、善の戦艦・アルファー号対悪の戦艦・黒鮫号のバトルシーンがカッコイイと思います。

しかしながら、公開当時の日本では第一次怪獣ブームが衰退しており本作はヒットしませんでした。そして、本作公開の翌年には円谷英二特技監督が病没。本作は「ゴジラ」(1954)からはじまったとされる東宝特撮・SF映画の黄金時代を支えたスタッフ・キャストによる最後の作品となりました。さらに、さまざまな諸事情により2007年のDVD-BOX発売まで完全な商品化はされておらず、「幻の作品」と呼ばれていたのです。

でも、本作のテーマ性やスリリングな特撮シーンがのちの世代にも伝えられていったらいいなぁと感じました。私もそのひとりです。

では、また…。