「大特撮 日本特撮映画全史」を読んで…

 こんばんは。

昨夜予告しておいた書籍が自宅に届きました。1985年に朝日ソノラマから刊行された「大特撮 日本特撮映画全史」(※初版は1979年に有文社から刊行)です。本書は、1979年までの映画作品を中心に構成され、「ゴジラ」(1954)などで知られる本多猪四郎監督監修のもと、当時の若手作家たちが自分たちの主観と考察を活かして数多くの名作・傑作たちを紹介しています。(その中には開田裕治さんや竹内義和さんの名前も…!)ただ、「特撮秘宝 vol.2」(洋泉社刊)に掲載されている記事によれば、ここに至るまでのさまざまな苦労話があったそうです…。(例・初版刊行当時は作品別の家庭用VHSやLDが存在しないので、TV放送を録画したVHS などを参考にして原稿用紙に書き記していた!)

でも、本書が刊行されたおかげで情報誌「宇宙船」(朝日ソノラマホビージャパン刊)が創刊されたり、現在私が所有している「特撮全史」(講談社刊)や「平成大特撮 1989-2019」(洋泉社刊)などの関連書籍が続々と刊行されるきっかけとなりました!

「大特撮」よ、ありがとう!昨夜の書籍とともに自宅の棚に大切に保管します。

では、「アクマイザー3」(1975)の資料作成に戻ります!