こんばんは。つい先ほどまで、高倉 健主演のサスペンス映画「君よ憤怒の河を渉れ」を観賞しました。
本作は以前から気になっていた作品です。
ストーリーは、高倉 健演じる主人公・杜丘冬人検事がある女性に強盗犯人に間違えられ、警察に逮捕されてしまうところからはじまります。が、杜丘は真犯人を探すために逃亡。原田芳雄演じる矢村警部が追うという展開で進んでいきます。やがて、杜丘は逃亡先の北海道で中野良子演じる遠波真由美と出会い恋に落ちていきます。そして、大滝秀治演じる真由美の父の助けを得た杜丘はまだ操縦したことのないセスナ機で北海道を後にするのですが、地元の刑事たちが追ってきてピンチに陥ります。その後、セスナ機は燃料切れにより不時着。杜丘はさまざまな手を使って東京に舞い戻ってきました。そこで、倍賞美津子演じる大月京子に助けられ介抱されます。一方、自身の捜査で杜丘が犯人でないことを突き止めた矢村警部は杜丘と新宿で彼と再会した真由美に患者とその妻に変装して精神病院に潜入せよとの命令を下しました。杜丘もこの病院に真犯人がいると確信して潜入開始。いよいよ、杜丘と真犯人との対決がはじまる…これ以上書くとネタバレになるので現在発売中のDVDでご覧ください。
「無実の人間が逮捕される」という本作のテーマは現実の事件でも見受けられます。現在では、このような事例は少なくなっておりますが、現実にこのような事件に巻き込まれた人たちの気持ちは悲しいものです。みなさんもこのような目に合わないよう気を付けてください…。
改めて、名優・高倉 健さんの演技を堪能しました。もうすぐ亡くなられてから1年が経過しますが、本作は健さんの代表作として永遠に輝きつづけることを願います。
では、また…。
