東宝特撮③

 こんばんは。
今日は「メガロマン」(1979年)まで資料を書き終えました。
さて、1970年代中期以降の東宝特撮はそれまでに比べると様変わりしたかのように感じます。というのも、「行け!ゴッドマン」(1972年)でテレビに参入した直後に公開された「日本沈没」(1973年)が観客動員数8800000人を動員する大ヒットを記録し一大パニック映画ブームを巻き起こしたことがいえるでしょう。また、「メカゴジラの逆襲」(1975年)を最後にゴジラシリーズが終了してからは、年1本のペースで映画・テレビ作品が交互に製作されていたのも理由の一つと言えるでしょう。
ちなみに、この時代の作品の中で私が特にオススメなのが「惑星大戦争」(1977年)です。この作品は、近未来を舞台に宇宙防衛艦・轟天と悪の宇宙戦艦・大魔艦が金星で戦いを繰り広げるSFアクションムービーです。
主演は、森田健作浅野ゆう子・宮内 洋・沖 雅也・池部 良という大手映画会社の枠を超えて実現した豪華キャストであります!!(当時、森田さんは松竹、宮内さんは東映所属でした)
最初、この映画のDVDを観たとき「なんで宮内さんが東宝特撮に出ているんだろう?」と不思議に思いましたが、その後は違和感なく楽しめました。ちなみに、宮内さんの特撮出演作品は30作品ありますが、その内、他社は本作と大映製作による「首都消失」(1987年)のみということです。
 話は変わって、「キングコング2」(1986年)の件についてですが残念ながらVHSが見つからず今回の鑑賞会は「キング・コング」(2005年)に変更します。ご了承ください。
 では、また…。