人気刑事ドラマの総集編

 おはようございます。みなさん、夏バテは起きてませんか?私は水分補給をしながら健康に過ごしています。

さて、昨日自宅にDVD「太陽にほえろ!七曲署ヒストリー1972-1987」が届きました。今月初めにオンラインショッピングで事前にチェックしていて数日前に予約していた商品です。

1972年にスタートした刑事ドラマである「太陽にほえろ!」は、日活出身の映画スター・石原裕次郎さんが藤堂俊介(ボス)役、ザ・テンプターズのメンバー・萩原健一さんが早見 淳(マカロニ)役、大映出身の若手女優・関根恵子(現・高橋惠子)さんが内田伸子(シンコ)役でそれぞれテレビ初レギュラー出演するということで話題になりました。その後、マカロニの死(第52話)という形で萩原さんが番組を離れますが、新レギュラー・柴田 純(ジーパン)役で松田優作さんがテレビ初レギュラー出演(第53話)を果たし番組の人気は上昇。ジーパンの死・彼との結婚を誓い合ったシンコの寿退職(第111話)という形での優作さんと高橋さんの降板後も番組は継続。三上 順(テキサス)役の勝野 洋さんや、彼とコンビを組んで大活躍を見せた田口 良(ボン)役の宮内 淳さんといった若手俳優を多く輩出。例外として、滝 隆一(スコッチ)役の沖 雅也さんのように当時の人気俳優が新レギュラーとして登場することが稀にありました。そして、山下真司さん演じる五代 潤(スニーカー)の初登場回(第364話)では最高視聴率40.0%を記録し、まさに人気刑事ドラマのひとつに数えるほどに成長しました。その後も多くの若手俳優や有名俳優が刑事役を演じて人気を博し、その交代劇にも注目が集まりました。しかし、次第に番組のマンネリ化やライバル番組の出現による視聴率の低迷、さらには裕次郎さんの闘病による一時降板(1981年・1986年)などが相次ぎ、1986年に最終回を迎えました。(裕次郎さんはこれを機に番組を卒業)後番組として奈良岡朋子さんが新レギュラー・篁 朝子係長役で登場する「太陽にほえろ!PART2」(1986)が製作されるなど人気は衰えることはありません。まさに、時代を越えた刑事ドラマと言えるでしょう!私は、父に勧められてレンタルビデオなどで視聴していくうちに好きになり、現在もVHSを1本(スコッチ登場編)自宅に所有しているほどです。

このDVDでは、「PART2」を含めた全放送回の次回予告に歴代オープニング映像の一部を織り交ぜた総集編です。全て新規にデジタルリマスター化された映像だったので、とても満足しました。(ただし、オリジナル映像の劣化などでVHS・LD時代に近い画質のものもありました…。)でも、Disc.1に収録されている新番組予告から観ているうちに気がつけば「おとぎ銃士 赤ずきん」(2006)の資料作成を忘れてしまうほど夢中になっていました。これからは、時間を決めて少しずつ視聴していき、いずれは本編のDVD-BOX(マカロニ編)が購入できるようにがんばりたいと思います。

では、また…。